視覚教材

視覚教材

「日本語、苦手」という幼児への助詞指導法

「音声言語が身についていない難聴幼児に助詞の習得は無理」と、医師やSTの方がおっしゃるのを耳にすることがあります。音声で会話ができるというhearingやspeech(いわゆる話しことば)のレベルとlanguage(言語とくに内言語・書きこ...
文字

幼児期に文字を導入する方法

難聴児の早期文字(含指文字)習得は、「英才教育」とは意味が違う   きこえない子には小さい頃からなぜ、文字(含む指文字)に関心を持たせる必要があるのでしょうか? きこえない子たちにとっての文字の大切さは、一般的に言われているような「英才教育...
ことば絵じてん

幼児期からどうやって動詞をふやす?~その1

はじめに   前回、ある保護者の方から質問をいただきました。要約すれば、「①重度難聴のわが子は動詞の語彙数が少ないと思うがどうやって増やせばよいのか? また、②小学校入学頃までに動詞の語彙数はどのくらい必要なのか、さらに、③獲得語彙数はどう...
ことば絵じてん

幼児の日本語習得~視覚教材を使って伸びた家庭指導事例

これから紹介する実践は、年中・CI装用児Aちゃんの保護者が、①「ことば絵じてん」づくりによる語彙の拡充の取り組みと、②助詞、受動文・能動文、比較表現、自動詞・他動詞などの日本語文法に取り組んだ記録です。今回は年中の秋から数か月の間に取り組ま...
視覚教材

体験したこと、「ことば絵じてん」にしてみませんか?~きこえない子のための″語彙辞書″の作り方

子どものことばの概念を拡げるために「ことば絵じてん」が有効だということが、最近だんだんと理解されるようになってきました。そうすると保護者の方からもいろいろな質問が出てきます。「ことば絵じてんって市販されていますが、それではだめなんでしょうか...
視覚教材

乳幼児期の「写真カード」の作り方と使い方

実物の代理物(Symbol)のある便利さ  赤ちゃんは生後6か月を過ぎると、だんだんと経験したことを記憶(イメージ)できるようになってきます。ママのことや自分の家の中のことをよく覚えているので、人見知りや場所見知りが出たり(8カ月頃)、また...