新生児聴覚スクリーニング・乳幼児教育相談

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「障害」ってなに?〜二つの視点から考えよう

今回は「障害」をどのように考えたらよいか、二つの視点について紹介し、時々耳にする「セルフ・アドボカシー」ということについても考えてみたいと思います。 障害の個人モデル(医学モデル) 「障害者」とか「障害児」ときくと、私たちは、その人(子)は...
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いよいよ始動!東京都難聴児相談支援センター

今、国(厚生労働省)では、難聴児の「切れ目ない支援」ということで、平成5年度までに各都道府県に聴覚障害児の相談支援ができる場所を開設するよう求めています。おそらく各自治体ではすでに開設されていると思いますが、ようやく東京都も開設が決まり、平...
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復刻オンライン版「わが子と人工内耳~装用した子・してない子全国保護者アンケート270人の回答から」

なぜ、この書籍をHP上に復刻・再掲したか?  わが子に難聴が発見され、聴力も90dBを越えるであろうと言われた保護者は、病院の先生から人工内耳を早期に装用することを勧められます。「早くしたほうが効果も高いし、片耳より両耳の方がいいよ」と。し...
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「みんなちがって、みんないい」~新スク・リファーから1年半。私と家族の心の変化

新生児聴覚スクリーニング(新スク)で「リファー(要再検査)」となり、その後、聴覚障害という診断が確定した後、どのように難聴の赤ちゃんと関わっていけばよいのでしょうか? 本当に大事なことは何なのでしょうか? 以下は、新スク・リファー以後どのよ...
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新スク・リファーから1年半を振り返って~パパの子育て奮戦記

わが子は20××年×月×日の深夜1時過ぎに生まれました。予定日よりも1か月半ほども早く、前日の夜から、ただおろおろと付き添うだけの父でしたが、出産にも立ち会い、子どもが無事に生まれ、徹夜明けの朝、一人でにやにやしながら家に帰ったことをよく覚...
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難聴児の認知・言語の発達(2)0~1歳代の関わり方のポイント5選

ことばが獲得されるために大切なこととして、親子の愛着関係の成立(社会的相互作用)と象徴機能の発達という二つのことがありますが、難聴児においては、前者の愛着関係を築くことの難しさがしばしば指摘されてきました(野中2006など)。それはきこえな...
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新生児聴覚スクリーニングってどんな検査?

この検査は、赤ちゃんが生後2日目頃から退院までに行う検査で、眠っている赤ちゃんに40デシベル前後のささやき声程度の音をきかせ、その反応を調べる検査です。検査にかかる時間は数分から10分程度で、結果をコンピュータが判断して「パス(反応あり)」...
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新スク後の子どもの成長~進路の異なる3事例から

新生児聴覚スクリーニング検査(以下、新スク)後の相談支援の状況は、地域によってまちまちです。多くの地域では、確定診断がなされるまでは病院や公的機関からの積極的な支援はなく、担当の保健師さんなどに、自分から相談してみてはじめて相談が開始される...