「きこえない!」でも、大丈夫!

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「残念ながらお子さんはきこえていません・・・」 確定診断で「断崖から突き落とされる思い」「目の前が真っ暗になった」と語られるご両親は少なくありません。でも、「大丈夫!きこえないことは決して不幸なことではありませんよ。」そう語りかけるのはきこえない子を育てたお母さん、大人になったきこえない人たち。この本は、59の具体的なQ&Aで聴覚障害に関する基本的なことについてわかりやすく解説します。

全国早期支援研究協議会 編 
A5版 80頁  800円(税なし)

目次

第1章 きこえないってどんなこと?
 1.難聴の種類、原因と治療、子どもの耳の病気 Q1~4
 2.子どもの聴力検査とオージオグラム Q5~6
 3.子どもの補聴器 Q7~10
 4.身体障害者手帳と福祉 Q11~12 

第2章 さまざまな難聴、重複障がい
 1.軽度・中等度難聴  Q13~15
 2.小耳症と外耳道閉鎖 Q16
 3.一側性難聴 Q17
 4.障がいを併せ持つ子どもたち Q18~23

第3章 人工内耳ってどんなもの? Q24~35
 「人工内耳児装用児を育てて」(手記)
 「人工内耳をしない決断」(手記)

第4章 きこえない子どもの子育て
 1.教育・療育をスタートするにあたって Q36~42
 2.きこえない子どもとのコミュニケーションと手話 Q43~49
 3.きこえない子どもの進路―小学校入学まで Q50~51
 4.きこえないことをどう受けとめるか? Q52~56
 5.新生児聴覚スクリーニングを受けた保護者の手記 Q57
 6.きこえない人からのメッセージ Q58
 7.聴覚障がいの理解や子育てに役立つ本 Q59

読者からの感想と推薦のことば

「子どもが難聴ではないかと言われた親は、問題ないとされている一側性の難聴でさえ、育児書を読み、医学書を読み、インターネットで検索し、子どもの顔を、寝顔をみてはため息をつき、辛い思いをするかと言うことは、私達医者には図り知れないものがあります。その時にこの本があれば…的確な説明が分かりやすい言葉で書かれており、また、難聴に対しての前向きな姿勢が根底にあり、暗中模索する親御さんを救ってあげられると思います。本当によくできた本です。難聴の疑いがあるお子さんの全ての親に上げたいと思いました。」(前慶應大学病院・佐藤美奈子)

「妻から『息子の耳が悪いのでは、と保育園の先生に言われたの。』と打ち明けられたときの光景はもうセピア色になっている。しかし,時が経てば経つほど,そのときの光景,妻の思いつめた顔,無邪気に砂場で遊ぶ息子の顔は鮮明になってくるのである。あのときにこの冊子があれば,私たち夫婦はどれほど助かったことであろうか。夫婦2人ともろう者である私たちですら,補聴器のことも詳しいことがわからない,どんな教育をわが息子に与えればよいのかわからない,ただオロオロするだけだったのである。ましてや,我が子が聞こえないとわかるまで,聞こえない人にもほとんど会ったこともない聞こえる親たちの場合は如何ばかりであろうか。そんな親たちに安心感を与える本は今までほとんどなかったといってよい。まさにこのサポートハンドブックは私たちが永らく求めてきたものなのである。この本を手にした親たちの下で,1人でも多くの聞こえない,聞こえにくい子が豊かな人生を歩むことを切に願ってやまない。」(茨城県聴覚障害者協会・末森明夫)

「このコンパクトな本には聴覚の基礎からこどもの将来までが丁寧に要点を押さえて読みやすく書かれています。お子さんの難聴の種類や程度にかかわらず、ご両親にとって現在、また将来必ず役に立つ具体的な情報が含まれています。そしてお子さんの成長の過程で本書を開くたびに、行間に込められたご両親とお子さんへの暖かいメッセージを受け取られることでしょう。ご両親に最初に手にとっていただきたい、そしてずっと手元においていただきたい本であり、聴覚障碍をもつお子さんに関わる専門家にもぜひおすすめしたい本です。」(国立三重病院耳鼻科医・増田佐和子)

「とてもわかりやすく、手引き書としてとてもためになり、私が聞いてみたかったことに対する回答がたくさんあって、とても参考になります。うちの子が生まれた時に出会いたかった本です。でも、現在8歳にはなりますが、今読んでも本当にためになり、あらためてじっくりと我が子の聴覚障害について考えることができました。」(神奈川県・難聴児保護者)

「保護者が最初に直面する課題やとまどいに応える形で本書が書かれているということが魅力です。教師の技術的なことや聴覚障害についての専門書は関心を持てば、かなり身の回りにあると思います。また、保護者の体験談もずいぶん発行されています。この本には、聴覚障害が発見されてすぐから成人の体験までが一冊に収まっています。本書は教師の入門書としてもいいな、と感じました。」(東京都・ 難聴学級担任) 

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