新版・きこえにくいお子さんのために

軽・中等度難聴,一側性難聴
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 「きこえているから大丈夫」。軽・中度難聴児はいつもそのようなまなざしと期待の中で生きている。周りの人たちにとっては励ましの意味もあろうが、本人にとっては時としてそれが重荷として感じられることもある。彼らの現実のきこえは、「きこえる、きこえにくい、きこえない」時が混在し、自己の障害の状態の把握が困難であることが少なくない。そのため、自己開示、セルフアドボカシーもすんなりとはいかない。一体「きこえにくい」とはどういう障害なのか、軽・中度難聴者本人、本人を育てた親、彼らを支援してきた専門家。三者の立場から軽中度難聴の本質に迫った力作。

全国早期支援研究協議会 編
全国早期支援研究協議会 発行
A5版 130頁 1,000円(税なし)

推薦文&読者からの感想

 「こども自身にも周囲にも理解できにくい障碍である軽度・中等度難聴の具体的なイメージを与えてくれる本です。比較的年齢の高いお子さんにこの本を渡す機会があり、お子さん自身が本を手にしたとたん興味深そうに読み始め、『あ、私これやったんや!』と本の頁を指さす姿を目にしました。たくさんの貴重な体験談と丁寧な解説からなる本書が、軽度・中等度難聴児の幸せにつながることを願ってやみません。」増田佐和子(国立三重病院耳鼻科医)
 「きこえにくいとはどういうことか?この小冊子を読み終えたら霧が晴れるように見えてきました。難聴のあるお子さんとその親ごさんたちが、”幸せな人生”を手に入れるためのこの上ない道しるべだと思います。」中川信子(子どもSTの会代表)

 「わが子は重度難聴ですが、この冊子を読み、聴力に関わらずあてはまることも多く、また、軽・中度の方の苦労についても再認識しました。沢山の方に読んで欲しい冊子です。」(きこえない子をもつ親・東京都)
 「自分のきこえについて自覚しにくいのが軽度・中等度難聴の子どもの特徴です。したがって、「きこえにくい」本人と親の体験談を取り上げたことは、軽度・中等度難聴に対する理解を深めるのにとても役立ちます。また成長過程で遭遇する問題についても丁寧にまとめられており、子育てに不安を抱えた親にとってはよい指針となると思います。」(中等度難聴児・親)

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