第15回 子ども用 品詞カードの作り方(指導者用・11分)

YouTube日本語講座
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今回は、「子ども用品詞カード」の作り方について説明します。品詞カードは、ホワイトボード上に貼り付けて、日本語の文の構造を一目でわかるようにする視覚教材です。YouTube第6回で「品詞カードの作り方」を紹介しましたが、その時は、学校の教室の黒板などで使うものでした。今回は、それぞれの子どもが自分の机の上で動かして使うものなので、縦3cm、横8~9cm程度の小型サイです。

準備するもの

カラー工作用紙で作る方法

①名詞(黄色)、時数詞(時数詞)、動詞(黄緑色)、形容詞(水色)のカードを作ります。
 色方眼紙はネット販売でも購入できます。A3版1枚で80円前後。これを切って使います。サイズは、3cm×9cm。動詞と形容詞は右側が尖っています。但し、動詞の「て形」と形容詞の「くて形」は右の尖った部分がまっすぐに切ってあり、横細長の台形になります。これに透明のカバーフィルムを(ブックカバー)を掛けます(ネット販売で500円位)。裏側にマグネットシート(粘着タイプ)を貼り付けます(ネット販売で600円位)。

②助詞は、色方眼紙ではなく、下記から助詞記号をダウンロードし、印刷して、それにラミネートフィルムで加工し(パウチ加工)、裏側にマグネットシートを貼ります。これでホワイトボードマーカーで何度でも書いたり消したりして使えます(油性マジックは✖)。

③あと、「情報」「助詞」「述部」のカードも同様にダウンロードしたものを加工して作ります。これで完成です。A3のホワイトボードが適度に広さがあって使いやすいですが、机の上が狭ければA4のボードでもやむをえないでしょう。

付箋紙で作る方法

 カラー工作用紙がない場合、付箋紙で作ります。付箋紙はピンク、黄色、黄緑、水色の4色準備します。助詞はパウチしたもの(前述)を使うのがよいですが、ない場合は、付箋紙を切って使います(色はこだわりません。上図参照)。

教材資料

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