第11回 動詞の活用・その3~「来る・する」は何グループ?(16分)

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今回の学習内容

 今回は、3グループ動詞について学習します。3グループというのは、国文法でいう「カ行変格活用」と「サ行変格活用」の両方をまとめたものです。同じグループに分類されているから同じ変わり方をするというわけではなく、1グループにも2グループにも属さない二つの動詞「来る」と「する」をくくっただけのことで、この二つは全く独自の変わり方をします。いわば活用の例外パターンです。ですから、そのまま変わり方を学習し記憶するしかありません。とはいっても記憶することが苦手なお子さんもいますから、いつでも何度でも見れる「活用おたすけシート」をA4両面に印刷してパウチしておくとよいと思います。このシートのデータは「2.使用テキスト・問題及び支援教材(PDF)」からダウンロードできます。

 また、これまで、活用表では「基本形」「ない(否定)形」「ていねい形(ます形)」「て形」の基本四形を学習してきましたが、今回から「仮定形」「命令形」「意向形」「可能形」「受身形」「使役形」の6つの活用形も加えました。これらの活用形は3グループ動詞だけでなく、1グループ動詞や2グループ動詞においても必要な活用なので、今回以降の動詞活用表は全ての活用形が入った活用表を使っていきます。

3グループ動詞「来る」の活用

 3グループ動詞「来る」の活用は上記のようになります。特殊な活用なので覚えるしかありません。何度も見て、書いてを繰り返しているうちにだんだんと習得していけると思います。
 もう一つの3グループ動詞「する」の活用は、下記のようになります。「する」は、「~する」という形で名詞を動詞にする語もありますので、どのような名詞に「する」がつくのか、リストアップして覚えるのもよいでしょう。

3グループ動詞「する」の活用

使用テキスト・問題及び支援教材(PDF)

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