今回の学習内容
形容詞の誤りは、どんな誤りが多いか?
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形容詞もきこえない子の苦手な品詞のひとつです。日記の中には、使い方の間違いが時々見られます(上図参照)。ここでは、「古い」のタ形(過去形)が、「ふるかった」なのか「ふるいかった」のか、「長い」のタ形(過去形)が「ながったのか」「ながかった」なのかなど、形容詞の最後の文字「~い」があるのかないのかがわからなくなった例、また、「~ので」や「~から」という接続助詞とのつながり方がわからなくなった例などいくつかあげてみました。また、ここには出ていませんが、「なにで名詞」(国文法の形容動詞)の「きれい」を「きれいくない」とか「きらい」を「きらいかった」など形容詞と混同する間違いもよくありますが、これは「なにで名詞」を取り上げるときにまた勉強したいと思います。
形容詞活用の学習方法
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形容詞の活用は、「いい」を例外として、残りは全て同じ活用をしますので、この活用表ひとつで間に合います。これを使っていろいろな形容詞をその都度とりあげて書き込み、例文を作ることでだんだんと活用の仕方が身につきます。とりあげる形容詞は、日々の生活や学習の中で出てきた形容詞や日記などで間違えた形容詞を取り上げていくのがよいと思います。そして、その時に単に活用表を書きこんで終わりではなく、必ず、どれかの活用を使っていくつか例文を作ってみることです(最低1つは)。例文作りの中で、実際にどのように使うかが学べます。
また、日記の中での間違いは、下図のように、小さな活用表を準備しておき、間違えた形容詞を再度、自分で書いてみることです。こうすることで、自分でその誤りに気付くことができます。そして、その用紙を日記帳に貼り付けておくとよいでしょう。
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