この「たのしいゆびもじ」(指文字清音50音表)には、①B3サイズ(縦36cm横51cm)の大型指文字表2枚組セットと、②A4サイズ(縦21cm横30cm)の小型指文字表・両面ラミネート加工・パウチ版とあります。
B3サイズの大型版は「自分指文字・動詞編」と「相手指文字・名詞編」の2枚で1セットです。
A4サイズの小型パウチ版は「自分指文字・動詞編」と「相手指文字・名詞編」が両面で1枚になっており、ラミネート加工(パウチ)が施されています。
①たのしい指文字(大)B3サイズ2枚組 1,000円(税なし)
②たのしい指文字(小)A4サイズ両面刷り 350円 5枚以上300円 10枚以上250円(税なし)
全国早期支援研究協議会 編
☆彡『たのしい指文字』(大)1,000円は、『小1漢字手話表』(大・2枚組)800円とセットで1,800円→1,400円になります!
なぜ、自分指文字編と相手指文字編が必要?
なぜ、相手指文字編と自分指文字編があるかというと、子どもの発達を考慮してのことです。きこえない子は、指文字をだいたい3歳前後から習得し始めますが、3歳では相手の指文字を見て自分がやるのはけっこう難しく、自分が見たままのかたちを自分でやることが多いです。これでは位置関係が逆になってしまいます。その点を考慮して自分がやるときのかたちで覚えられるよう「自分指文字」のものを作りました。
なぜ、名詞編と動詞編が必要?
なぜ、動詞編と名詞編があるのかというと、きこえない子はものの名前を覚えることはできますが、ものの動きや人の動作を表す動詞を覚えるのは苦手です。ものはそこにあって見えるものが多いですが、動詞はもののように見えるわけではなく、しかも動詞は活用して多様に変化します。ですからどうしても動詞の語彙数は少なくなりがち。でも、文を作るうえで動詞はとても大事。動詞を知らないと自分の意思を相手に伝えることができません。そこで、少しでも動詞に慣れ、習得できるようにしました。この表だけでも50の動詞が覚えられます。就学までには最低300語くらいの動詞が必要。ここから少しずつ増やしていきましょう。
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