生活言語と学習言語

難聴児の認知・言語の発達

「学習言語」の世界に入れる力、大丈夫?~年長・低学年時のWISC検査のここに着目!

生活言語から学習言語へ 「学習言語」の世界の特徴  小学校5年生の算数で「割合」を学習しますが、この「割合」というものは、目に見えるものでも実際に存在するわけでもありません。あくまで頭の中で考えられた抽象的な概念です。また、物理学や化学の世...
生活言語と学習言語

『9歳の壁』越えていますか?~「比較3問題」でチェックしてみよう!

『9歳の壁』とは、言語や思考のレベルが、抽象的思考ができる小学校高学年の発達段階に到達できず、その前の低学年段階にとどまっている現象のことで、聴覚障害児の特徴といわれることがあります。言い方を変えると、客観的な思考や抽象的思考ができる「学習...
難聴児の認知・言語の発達

難聴児の認知・言語の発達(7)~「学習言語」につながる幼児期の「考える力」5選

これまでの発達のプロセスと関わり方のポイント(まとめ) 子どもとの最初の関わり方のポイント~安定した親子関係を築く(0~1歳代) 難聴児の認知・言語の発達(1)から(6)までのシリーズで、生後半年頃から始まる象徴機能(Symbol)の発達と...