親子の手話じてん

手話
この記事は約4分で読めます。

 『わかる!できる!おやこ手話じてん』(旧版)が出版されてから十数年経ちました。この辞典は使いやすいことで読者の皆様方より高い評価をいただき、これまでに何度か改訂を重ねてきました。
 この間、手話に対する社会的認知も広がり、ニュースに手話通訳がつき、手話言語条例が制定され、全国すべての自治体から「手話言語法」制定の要望が提出されるようになりました。
 また、聴覚障害教育の分野では、発達の早期から手話を用いる実践が広がり、認知や言語面、自己肯定感や情緒・社会性、意欲・積極性といった非認知面でも大きな効果があることがわかってきました。
 このような動きに押されるかたちで、旧『おやこ手話じてん』を、『伝わる!つながる!親子の手話じてん』として装いを新たにし、ごま書房新社より出版いたしました。今後ともぜひ、この辞典をご愛用いただけますようよろしくお願いいたします。

全国早期支援研究協議会 編
ごま書房新社 発行
A5版 206頁 2色刷り 1,800円(税なし)
*このサイトよりご購入いただくと、消費税なしで購入できます。
 

推薦文&読者からの感想

 「辞典として携帯性がよいので調べやすい、子どもが自分で調べられるのも有難い。動詞と形容詞が充実していて、新しい単語も入っている。食卓の上に置いておきたい感じがします」とある親御さんが喜んで下さいました。手話言語の語彙が広がることは音声言語の語彙拡大にも直結するので毎日役立つ貴重な本だと思います。(秋田県リハ・精神医療センター耳鼻科医・中澤操)

 
 手話を覚えることだけでコミュニケーションが豊かになるわけではありませんが、この本が親子の会話を豊かにすることは間違いないと思います。手話の世界へようこそ。(金沢大学教授・武居渡

 

  

 かわいいイラストがいっぱいで楽しく読める本です。第1章では手話の大切さとともに、日本語習得へ向けて意識しておくべき重要な点がコンパクトながらわかりやすくまとめられていると思いました。ところどころに挿入されているエピソードに著者の方々の暖かい視点を感じます。手にとって開いてみたら興味をひかれてつい次のページをめくっていた・・・そんな本です。耳鼻科の外来においておきます。(国立病院機構三重病院耳鼻科医・増田佐和子)

 息子の為にまず、手話を覚えていこうと思い、今、親子で一緒にみています。息子が(これは?)とひとつずつ指をさし、それを見ながら私が本の通り手話をまねて、一緒にしています。そのやりとり、そして息子のいろいろ知りたいという気持ちに答えられるのが親として嬉しく感じています。手話とはこんなにたくさん覚えなければならないのか・・・と挫折してしまいそうな気持ちにもなりましたが(笑)、手話を一から覚える私にとってとてもわかりやすく、調べやすい本だと思います。絵も描いてあるので一生懸命説明しなくても見るだけで息子もなんとなくわかっているようです。息子と普段使うような言葉がたくさん載っているので、とても良いと思います。(難聴児・保護者)

購入方法

  • 方法1・・トップページの「書籍申込フォーム」から、①書籍名 ②必要数 ③送り先(〒・住所・電話) ④代金支払方法の選択~ a.郵便振替用紙  b.銀行口座振込のどちらかを選んで送信してください。 (*個人メールで上記内容を書き、下記事務局アドレスに送信も可)

    方法2・・下記出版申込用紙(PDF)をダウンロードして必要事項を記入し、下記事務局あてにFAXで送信して下さい。(*PDFにしてメールで送信も可)

事務局 FAX 03-6421-9735(木島方) または 048-911-6250(江原方)
    メール nanchosien@yahoo.co.jp または soukisien@yahoo.co.jp

・当方は研究会のため、消費税はいただいておりません。
・送料は別途必要ですが、1万円以上ご購入の場合、こちらで送料を負担いたします。
・1,500円以上ご購入の場合、a.郵便振替用紙選択→当方で振込代金を負担(郵便振替用紙・赤同  封。但し赤用紙でも現金での払い込みは別に110円かかりますのでご注意下さい)
  b.銀行口座振込選択→150円割引
・購入申し込み確認後、1~3日以内に発送いたします。
・原則として送料が最も安い方法を選択してお送り致します(そのため分割して送ることがあります)。お急ぎの場合はその旨お伝えください。

タイトルとURLをコピーしました