今、国(厚生労働省)では、難聴児の「切れ目ない支援」ということで、平成5年度までに各都道府県に聴覚障害児の相談支援ができる場所を開設するよう求めています。おそらく各自治体ではすでに開設されていると思いますが、ようやく東京都も開設が決まり、平成5年度ぎりぎりの3月1日よりオープンします。
時間は水曜日を除く月、火、木、金、土、日。時間は午前9時から午後5時まで。土曜や日曜も開設しているようですから比較的、相談しやすい時間を選択することが出来るかもしれません。相談はもちろん無料。新生児聴覚スクリーニングで「リファー」(要再検査)を告げられた方だけでなく、難聴のお子さんについてのさまざまな相談ができます。相談するお子さんの年齢は18歳のお子さん(高校生)までが対象ですから、年齢幅も広いです。
新生児聴覚スクリーニング後の赤ちゃんの相談は、なかなか相談に出向いてとはいかないでしょうから、とりあえず電話相談やメールによる相談が可能なのでアクセスしてみてはどうでしょうか?(私個人の願いとしては、家庭訪問による相談支援ができるとよいとは思いますが、まだまだそこまでは難しいかもしれません。また、相談員の中に元聾学校教員、言語聴覚士、手話通訳士、臨床心理士、保健師、医師、難聴児子育て経験者など各分野に専門の方がいらっしゃると同時に、聴覚障害者ご本人の方もいらっしゃるのが理想と思います。それが障害ある人もない人も共に社会を作っていこうという共生社会の姿であると思います)。以下に、ホームページを紹介します。
★東京都難聴児相談支援センター(JR山手線大塚駅徒歩5分)
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/nantyou_children_support/center/
いよいよ始動!東京都難聴児相談支援センター
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