きこえない子には学力の保障と成長の保障を! 保護者には就労の保障を!
「子どもを聾学校に通わせたい。でも、仕事をやめると生活が成り立たない。」このような保護者の声はよく耳にします。
インフレの世の中で物価はどんどん上がっていきます。しかし賃金はそれに追いつかない。こうした現実の中で生活に余裕はなく、聾学校を選択したくとも、学校まで毎日連れていくことができない。働くことを優先するためには、子どもを保育園や幼稚園(小学生なら通常の小学校)に入れるしかない。
では、保育園・幼稚園に入ったきこえない子の現実はというと、その子がいつもリアルタイムに「100%わかり」、自分で考えて動くという環境とはほど遠い。子どもは、周りがやっていることを横目で見てワンテンポ遅れてついていく。そんな環境が当たり前になっています。文科省が目指す「主体的・対話的で深い学びの場」とはとても言えそうにない。
「聴児の環境に入れることで社会性が育つ」という人もいますが、社会性は、対等な関わりがあり、相手の話を聞き、自分の思ったことを言い、互いに話し合い切磋琢磨する対話的環境の中で育ちます。孤立したコミュニケーション環境の中では、他者の思いを想像するという「心の理論」は育ちません。他者の思いが想像できなければ、よい人間関係をもつことはできません。
さらにこういう人もいます。「今は発達支援事業所が各地にあって、そこに行けば友だちをつくったり、自分のしたいことをすることができる」と。確かに子どもが住んでいる家の周りには発達支援事業所がいくつかあります。そういう事業所に問い合わせると「どうぞ来てください」と言ってもらえます。しかし、「きこえない子」が参加することを想定した場にはなっていない。その子が100%リアルタイムにわかる環境はまずないといって過言ではないでしょう。
きこえない子の成長保障と親の就労保障を実現する場をつくる!
こうした現状を改善しようと先進的な取り組みが各地で行われてきました。
例えば、聾学校の一角を借りて発達支援事業を立ち上げた久留米聴覚支援学校や熊本聾学校での「かいじゅうの森」、大塚ろう学校本校(巣鴨)内に9月から立ち上がった「きらきら」等。また、聾学校近くに設立されている所も各地にあります。前橋、奈良、京都、大阪、鹿児島など。そうした中で今回紹介するのは、聾学校の乳幼児相談に通っている一人の保護者が、これから立ち上げようと計画しておられる発達支援事業所です。そう、たった一人で!です。なぜ、今、事業所作りを目指すのか? その熱い思いは、下のファイルに書かれています。



この計画を、一緒に進めていきませんか?(スタッフ募集)


すでに計画は動き始めました。8~9月頃の開所を目指して。場所は東京都の東の端にある江東区。大島(おおじま)にある大塚ろう学校城東分教室の近くです。また、スタッフの募集も始まりました。思いを共有し、事業所の立ち上げに加わりたいと思われる方は、ぜひ、下記にお問い合わせください。
代表 兵田 咲子 (Sakiko Hyoda)
合同会社てとて/てとてのとなり
info@tetote.company
090-9612-7766

また、きこえない子の親としての思いは、以下のInstagramに書かれていますので、ぜひ、ご覧ください。
Instagram:@tetote2026 *Instagramからも連絡可能です。